主宰句 2018年2月 天城抄 ( 一 ) 石 寒太 鎌倉句会ことしの締めの小さき旅 子へ受くるふたつの御札大晦日 再開の原子炉あをし雪催 裏山の父の大杉十二月 大年の雲の行方や天城山 戦争のはなしのつづき水軍鍋 楸邨の修羅のことばよ歳晩墓 わが幹を今朝も仰ぎし十二月 2017年12月 2018年3月