主宰句 2023年4月 隠岐抄(四) 石 寒太 ごろり寒卵わが最短の詩よ さへづりの一樹ふくらむニュータウン 立春の夢に消えたる句よどろん 春の風らりるれらららランチかな 本当に怖い一句やおぼろの夜 寒厨寂しき妻の拭き清め 目覚めたる旅の途上や春の雪 寒晴のジョン・F・ケネディ空港へ 2023年3月 2023年5月