石 寒太主宰と巡る「おくのほそ道謎解きの旅」のご案内
2018年8月26日 12:00
松尾芭蕉『おくのほそ道』の行程を、石 寒太主宰とともに巡る旅、その第5回目が、来たる9月17日~18日に実施されます。
今回訪れる場所は、『おくのほそ道』の「あさか山・しのぶの里」「佐藤庄司が旧跡・飯塚」「笠島・武隈」「宮城野」の部分に該当します。
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期日:2018年9月17日(祝・月)~18日(火)
主な参観地点:〈 〉内はそこに対応する『おくのほそ道』本文の記述。
- 安積山〈等窮が宅を出でて五里ばかり、檜皮(ひはだ)の宿を離れて、あさか山あり〉
- 安達ヶ原・黒塚〈二本松より右にきれて、黒塚の岩屋一見し、福島に宿る〉
- 信夫の里・文知摺観音〈あくれば、しのぶもぢ摺りの石を尋ねて、忍ぶのさとに行く〉
- 月の輪の渡し〈月の輪のわたしを越えて、瀬の上と云ふ宿に出づ〉
- 医王寺〈人の教ゆるにまかせて泪を落とし、又かたはらの古寺に一家の石碑を残す〉
- 伊達の大木戸〈羈旅辺土の行脚、捨身無情の観念、道路に死なん、これ天の命なりと、気力いささかとり直し、路縦横に踏んで伊達の大木戸をこす〉
- 鐙摺・田村神社〈鐙摺(あぶみずり)・白石の城を過ぎ〉
- 竹駒稲荷神社〈岩沼に宿る〉
- 武隈の松〈武隈の松にこそ目さむる心地はすれ〉
- 陸奥国分寺跡〈日影ももらぬ松の林に入りて、ここを木の下といふとぞ〉
- 薬師堂・榴ヶ岡天満宮〈薬師堂・天神の御社など拝みて、その日はくれぬ〉
旅程:17日東京駅を朝8~9時発の新幹線にて郡山駅へ。郡山駅からは貸切バスにて移動。夜は遠刈田(とおがった)温泉泊。翌18日も貸切バスにて移動し、仙台駅から東京駅までは新幹線。東京駅に20~21時着。
旅行主催:毎日新聞旅行(株式会社毎日企画サービス 旅行部)
旅行条件・旅行代金・問い合わせ・申込方法などは下記サイトをご覧ください。
https://www.maitabi.jp/parts/detail.php?t_type=6&course_no=15213
参考書籍:石 寒太著『芭蕉の晩年力』