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句会に参加している人の声・体験談
~ 俳句初心者から句歴を重ねた方々まで ~

俳句に興味があるけれど、初めての句会は少し不安…。
そんな初心者の方もたくさんいます。
このページでは、初めて句会に参加した方や、句歴が浅い方、さらには経験豊富な俳人の方々から寄せられた「句会に参加してみた感想や体験談」をご紹介しています。
もし句会に魅力を感じたら、炎環の句会を体験してみませんか?新しい発見や学びを一緒に楽しみましょう。
句会の魅力や流れなどについては「炎環の句会とは」でより詳しく紹介しています。

句会って面白いですね

句会って面白いですね。同じ句を読んでも、人によって感じ方が違ったり。かと思えば、取った人みんなが同じように感じたことが、作者の意図とは全然違っていたり。そういうことの見えるのが、句会なんですね

(句歴 3ヵ月)

さまざまな読み方に出会うことで、俳句の幅が広がる

句会とは不思議なもので、自分の意思とは関係なく、さまざまな句に出会えます。
いろんなタイプの句に出会い、主宰選をはじめとしてさまざまな読み方に出会うことで、自身の俳句の幅が広がるのだろうと思います。

(句歴 3年)

見る眼があるねえ、なかなか筋がいいよ、なんて褒められました

初めての句会でしたが、やっぱり点は入りませんでした。まあ、分かってはいましたけどね。でも、私の選句のほうは、見る眼があるねえ、なかなか筋がいいよ、なんて褒められました。

(句歴 0ヵ月)

句の世界観を深めていただけるような場面があります

炎環とその所属句会に入って良かったことはたくさんあります。敢えて3点にまとめます。

1. 素敵な出会いがあること
2. 非日常性に溢れていること
3. 自分のため、他者のための時間を共にできること

であると思います。

俳句とは五七五の韻律に乗せてことば足らずにその時自分が表現したいことを言語化するものだと思いますが、句会ではそれを年齢関係なく「素敵だ」「いやここが課題だ」「こうしたらもっと良くなる」などと互いに交し合います。そして、自分の句について自身が意図しなかったような解釈や発見をしていただき、その句の世界観を深めていただけるような場面があります。そのようなとき「あ〜句会っていいなぁ!」と思います。

(句歴 約1年半)

きょうの句会で、冒険句という言葉を知りました

新参者ですが、きょうの句会で、冒険句という言葉を知りました。わざと変な句を作り(と言っては語弊があるかもしれませんが)、それを句会に出して、みんなの反応を見るというというものです。句会というのは、できるだけ良い句を出して、点を稼ぐところだと思っていた小生には衝撃的でした。ちなみに、そういう冒険句にもしっかり点が入るので、炎環も変なところだと思いました。もちろん、ますます好きになりましたよ。

(句歴 半年)

伸び伸びとやっている印象がよかったので、炎環の句会見学を申し込みました

日々のちょっとした出来事や、小さな気付きなどを、自己流の俳句にしてときどき書いていました。あるときふと、これってほんとうに俳句と言っていいのかなと思い、そのときちょうど炎環のウェブサイトに行き当たって、なんだか伸び伸びとやっている印象がよかったので、炎環の句会見学を申し込みました。期待どおり、みなさんのいろんな生活の一面や気付きが見えて、とても楽しかったです。私の句は、主宰が直してくださって一気に俳句らしくなりました。ここでこのまま続けていこうと考えています。

(句歴 2年)

季語を共通言語にして解釈し合えることは何よりも句会の楽しさです

2022年の秋、炎環の句会に初めて参加させていただき、その人生初の句会はあまりに楽しくて、なぜもっと若い頃に始めなかったのかと目の覚める思いでした。季語を知れば知るほど、天文から動物、植物、行事、日常の些細なことまで目が届くようになり、目の前の世界が広がっていくようです。年代も価値観も違う方々と、短い言葉だけど、季語を共通言語にして解釈し合えることは何よりも句会の楽しさです。

(句歴 約2年)

秀句は誰も気づかないところに潜んでいる

主宰が本選でお取りになった句は、主宰以外には誰も取っていませんでした。秀句は誰も気づかないところに潜んでいることを知りました。

(句歴 1年)

勉強になったというか、いい刺激を受けました

きょう、私の句には一点も入りませんでした。でも、みなさんの素敵な句を読ませていただいて、なるほどそういう風に作るのかと、勉強になったというか、いい刺激を受けました。

(句歴 半年)

人に共感してもらえるって、こんなにうれしいことなんだ

句会というものに初めて参加しましたが、なんと、私の句を取ってくださった方がいて、俄然、自信がつきました。人に共感してもらえるって、こんなにうれしいことなんだと、つくづく実感しました。絶対また来ます。

(句歴 1年半)

「間違ってもいいんだ。」というこの場の安堵感

句会に行くと一つの句に対して、いろいろの意見が出ます。自分では 気がつかない事に驚いたり、みんな違ってみんな良いではありませんが、人によって色々な捉え方があるのに感心したりしてます。句会の、好きな事を言える雰囲気がとても楽しいです。

十二年自分を知るための俳句作りとしてここまで参加してきました。句座でのお仲間たちの会話の中に新しき発想や言葉を見出し、自分の足りないものを学習し続けています。

入会当初から感じて参りましたのは、「間違ってもいいんだ。」というこの場の安堵感でした。ですから、常に(狭い範囲ですが)挑戦し続けて、表現してみて、句座での皆様の言葉が楽しみです。そしてまた、一人で考える時間を持つことへと続いて行く、この繰り返しが生きることへの力です。

(句歴 約2年)

特選に選ばれて感動しました

きょうは、まさか、主宰が私の句を特選に選んでくださるとは思ってもみませんでした。句会に来始めてずいぶんになりますけど、特選なんて初めてのことで感動しました。まあ、たまにはこんなことがあってもいいですよね。

(句歴 2年)

俳句って深い

いやあ、○○さんの鑑賞はすばらしかったです。目から鱗でした。あの句から、私にはあそこまで読み取ることはできませんでした。分かる人には分かるんだなあ、俳句って深いなあと、あらためて感心しました。

(句歴 1年半)

句会の雰囲気

みんなの句を鑑賞し良い所、改善方法などを言う、学生に戻った様な気分

俳句のスタートは、俳句の通信講座でした。作った句を送って添削したものが送られてくる。自分だけの狭い世界でした。縁があり句会に参加しました。みんなの句を鑑賞し良い所、改善方法などを言う、学生に戻った様な気分。世界が広がりました。

(句歴 句歴14年)

人の目に晒すことで、心を開くことができた気がします

初めての参加だったんですが、全員の句の一覧を見た瞬間、自分の俳句があまりに幼稚なものに見えて、顔が熱くなりました。それでも句会が進んでいくうちに、私の俳句も、拙いながらもそれなりに自己主張しているような感じがしてきました。人の目に晒すことで、心を開くことができた気がします。

(句歴 3ヵ月)

たくさん点が入ったからといって、それが優れた句だとは限らない

句会はまだ3回目ですけど、きょうは驚きました。主宰の句が無点なのです。先輩に聞いたら、よくあることだよって。でも、たくさん点が入ったからといって、それが優れた句だとは限らないとも言っていました。

(句歴 半年)

たった十七音でありながら、右から左まであらゆる世界を表現できる

炎環の句会に出て、主宰の選が一つの傾向に偏らず、いろいろな傾向の句をお選びになっていることに感銘を受けました。世界最短詩型の俳句は、たった十七音でありながら、右から左まであらゆる世界を表現できる、このことを大切にしないといけない、という主宰のお話からも、懐の深さを感じました。

(句歴 1年)

皆さんと一緒に句作りを楽しみながら続けて参りたいと思います

私の出ている句会は常に出席者が20名の活発な句会です。教室も二部屋をひとつに広げて学んでいます。面白いことに席がなんとなく決まるものですね。また、ほとんどの方が「炎環」に入会されていますので纏まりのある句会だと思っています。

私もこの句会に入って十七年との年月に驚くばかりです。皆さんと一緒に句作りを楽しみながら続けて参りたいと思います。

(句歴 17年)

これからのやる気につながりました

テレビとかで俳句を知って、こんなのが出来たらいいなとちょっと憬れました。自分には、いまの社会に対しても、いろんな不満や、言いたいことは山ほどあります。それを五七五にして季語を入れて、とりあえず自分では俳句にしたつもりなのですが、しかしそれがほんとうに俳句になっているのかどうか分からないので、思いきって炎環の句会に出てみることにしました。なぜ炎環を選んだかというと、なんとなく受け入れてくれそうな感じがしたからです。結果、私のは、まだ俳句といえるレベルではなかったものの、みなさんが方向性を認めてくださったことは、これからのやる気につながりました。

(句歴 1年)

ダメだというのにはちゃんと理由があって、それはそれで納得できるんです

炎環の句会には初めての参加です。別の結社の句会には出たことがありますが、炎環では、披講のとき、自分の句が読まれても、作者は名告らないんですね。誰の句だか分からないまま、みんなで議論するのです。こんな句はダメだなんて厳しいことを平然という人もいて、ちょっとびっくりしました。でもダメだというのにはちゃんと理由があって、それはそれで納得できるんです。こうやって言ってもらえれば、作者にとってもいいことだと思いますし、我々の目も開かれます

(句歴 3年)

「待てば海路の日和」もあるが「虎穴に入らずんば虎子を得ず」もある

句会の楽しみは、まず自分の句を採って下さった方々の感想が伺えること。いろいろな意見が聞けて大変勉強になり、意外な意見も出され、それらのやり取りが非常に趣深いことであろうか。

次に、そのやりとりの中で先人の句が出てきたり、俳句の根源に関わる言葉が出て来たりしてますます趣が増すこと。帰宅後に資料を探して読みかえすのがまた面白く、より俳句の世界が広がること。それはさらに次の書物や古典を探り、一層深まりを増していくことになる。

三番目はそれぞれの感想が十人十色、その方への理解が深まり、その後のお茶や会食などで一層親密度が高まること。そんなことがきっかけで、次の吟行や映画鑑賞、時には寄席などに。さらには宿泊付きの旅につながっていくことにもなる。

まだまだ句会で得られることはたくさんある。

「待てば海路の日和」もあるが「虎穴に入らずんば虎子を得ず」もある。「俳句の穴」は「虎の穴」ではなくて「天使の穴」かな・笑

(句歴 17年)

いままでカルチャーセンターで学んできましたが、句会は初めてです

いままでカルチャーセンターで学んできましたが、句会は初めてです。しかし句会では、主宰の添削に反対意見を言う人がいて、すごく驚きました。が、それもいいのだそうです。そんなこと、私にはとても出来ませんけれども、でも逆に、どうして主宰がそのように添削なさったのか、それがきちんと理解出来たような気がします。

(句歴 2年)

炎環の句会が、いちばんしっくり来ました

俳句を始めてから、あちこちの句会を覗いてみたのですが、結果的に、ここ、炎環の句会が、いちばんしっくり来ました。それは、なんというか、こうあるべきだみたいなことを、へんに押しつけて来ないところでしょうかね。

(句歴 1年)

同人という人たちがどんな句を作っているかに注目すると

俳句は自分独りで始めましたが、そろそろ結社にでも入ってみようかと思い、俳誌を見たり、ホームページを見たりして、いろんな結社を比べて探しました。それで気付いたのですが、主宰の句が優れているのは当然としても、同人という人たちがどんな句を作っているかに注目すると、けっこう違いが見えてくるということです。そんな中で炎環が、どの同人もすごく個性的で、句柄もいろいろあり、扱っているテーマも多様で、そんなことからここでやってみようと思いました。

(句歴 1年半)

俳句を長く経験すればするほど、その難しさに悩むことが多くなりました

俳句を長く経験すればするほど、その難しさに悩むことが多くなりました。それでも続けていけるのは、一人でも私の句を選んでくださる方がいるという嬉しさもありますが、一番の喜びは俳句を通して、いろいろな方と親しくさせていただけるという事。

80代の大先輩から30代までの年齢の壁がなく、職業も大学の先生、翻訳家、お医者さん、編集者……。たぶん、私の実生活では決して交わることのない方たちと楽しくお話しさせていただける事が今の私の楽しみ、喜びです。

(句歴 句歴15年)

句会の流れと私の思い

※句会によって多少進め方に違いがあります。
句会ページ」でも流れをご紹介しています。

小生の句会では、冒頭各会員から順番に選句(並選四句・特選一句)の発表があり、次に投句集の番号順に披講がある。最初に司会者の指名で、選句の理由(どこが良かったか、どこに魅力を感じたか等)を述べ、追加の意見や選ばなかった人はその理由を述べる。ついで指導者から評がある。(どこが良かったか、どこが不味かったか。どこをどう直すとより魅力的になるか等)。最後に作者の名乗り。

・選句の発表
選句の発表は、句会で一番緊張する時である。一人ずつ順番に発表する。
一句でも賛同者がいるとうれしい。

・自分の句を選んでくれた人の評
どうして自分の句が選ばれたかが分かり、句会のほど良い緊張感が漂う。自分が表現したかったことを聞いた時は、うれしい。

・自分の句を選んでくれなかった人の評
句会の最大の効果である。なぜ選ばれなかったのか、どこがどう不味かったのか。指導者の添削を聞くと、表現力・技術力のレベルアップの必要を痛感する。

・自分が選んだ作品の評
なぜこの句を選んだのかという理由を簡潔にまとめるのは、なかなか大変である。ここでも、他の人の評は、大いに参考になる。自分が選んだ句の作者とその意図がわかるのも、楽しみである。

・事前の投句
句会の四日前までに各人が二句投句する。兼題は三つあり、一句は兼題必須だが、もう一句は自由題も可。

・事前の選句の作業
事前(句会の二日前頃)に投句集が送られてくるので、句会までに五句選句をしておく。自分の選句眼が試されるが、他人の句は、割と客観的に見ることができるものである(自分の句になると、冷静に考えられない)。何をもって俳句の魅力を感ずるか、ということである。まず直感的な判断で〇・△・×をつけるが、その時々でぶれないようにチェックポイントでも判断する。季語とその本意は重要なので、歳時記と季寄せで小まめに確認している。

・音読で味わう定型の魅力
小生の句会では、選句発表の際に各人が、また披講の冒頭に全員で音読する。黙読では味わえない、俳句の韻律の魅力を感じる。

・二面性の評価
句会の魅力は、①自分の作品への評価と共に、②自分が選んだ作品への他の人の評価がわかることである。

(句歴 17年)

炎環の『句会』を
体験してみませんか?

  • ・俳句をもっとうまくなりたい人
  • ・自分の作った俳句を共有したい人
  • ・俳句仲間と交流したい人  などなど

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